7月20日(月・祝)、毎年恒例となった「こどもマンガ講座」を新潟市マンガの家とJAM日本アニメ・マンガ専門学校の2会場で開催しました。

小学校3生から中学校3年生までの36名が、入門コース（講師：下西輝先生）、スクリーントーン講座（講師：鈴木いこ先生）、表現力向上コース（講師：石川兼司先生）の３コースに分かれ、プロのマンガ家の先生方からマンガの描き方を学びました。

入門コースは主にマンガ家が使う「つけペン」の使い方を学びました。今回はアシスタント講師として新潟市マンガ家支援シェアハウス「古町ハウス」のメンバーの3名も初参加。下西先生と共に楽しい雰囲気を盛り上げていました。

スクリーントーン講座はより上級のテクニックとあってみんな真剣そのもの。スクリーントーンとは半透明のフィルムをカッターでカットし、絵に貼って加工する技術です。子どもたちは鈴木先生の素早いカッターさばきから目が離せません。

表現力向上コースでは「コマわり」の方法を誰もが知っている昔話を例に石川先生がユーモアたっぷりに解説。マンガ家も使っている「ネームノート」というコマわり専用の紙にコマを素早く割って描く練習をしました。サポートに入っていた1次審査員の温出真巳先生も熱心に指導をされていました。最後は参加者全員に今回の受講証が渡され、がんばった子どもたちも嬉しそうに受け取っていました。

どの講座も楽しく熱のこもった内容で、子どもたちの笑顔と真剣な顔が印象的でした。きっとここからたくさんの「傑作」が生まれることでしょう。今年の「にいがたマンガ大賞」作品募集は8月14日(金)から。皆さんの傑作をお待ちしております！