【イベントレポート】第20回にいがたマンガ大賞表彰式

2018.03.08 [その他]

2月25日(日)14時より新潟市民芸術文化会館「りゅーとぴあ」能楽堂にて、「第20回にいがたマンガ大賞表彰式」が開催されました。


最終審査員のマンガ家・魔夜峰央先生をお迎えし、全応募作品260点の中から入賞された皆さんを表彰する式典。会場である能楽堂は、普段、日本の伝統文化である「能」や「狂言」を上演する厳粛なムードが漂う舞台となっておりますが、当日は子どもたちの笑い声や、受賞者とその家族の笑顔溢れる柔らかな雰囲気でした。

また、会場の入り口には受賞作品を手に取って読むことが出来る展示があり、自分の作品の前で受賞者が記念撮影する姿も多く見られました。


今回の受賞作品は、表彰式にあわせて発売された「第20回にいがたマンガ大賞作品集」や、新潟市マンガの家で開催中の「第20回にいがたマンガ大賞作品展」にてご覧いただけます。



▲篠田昭新潟市市長

▲最終審査員 魔夜峰央先生

▲土田雅之実行委員会会長

▲会場入り口の様子


各賞賞状授与


第20回にいがたマンガ大賞『美しい気まぐれ』(高校生部門)を描かれた冨嶋さくらさん、こどもにいがたマンガ大賞『大切な人のために!』(小学生部門)を描かれた星川キラさんをはじめ、各部門上位入賞者が壇上にて表彰されました。


大賞受賞者の冨嶋さくらさんは「この度はにいがたマンガ大賞という大変素晴らしい賞をいただきありがとうございます。第20回という一つの節目の年に、このような賞をいただけたことを本当に嬉しく思っております。中学1年生の時にたまたま見付けたポスターから投稿し始めて今年で6回目の投稿になりますが、当時の自分はこんな素晴らしい賞をとれるなんて思っていませんでしたし、現在の自分が本気でマンガ家を目指しているなんて考えもしなかったと思います。

こうやって自分がマンガを描いていられるのも周りの支えがあってこそで、何より家族が応援してくれていることが大きいと思っています。これからは自分にしか描けない様な作品が描けるよう、マンガ家を目指してまいります。今回にいがたマンガ大賞をとらせていただいたという事で、沢山の人に私の作品を読んでもらえると思うととても嬉しいです。拙く粗い作品ではありますが、よろしくお願いします。本日は本当にありがとうございました。」と受賞の喜び、支えてくださっている周囲への感謝、また、これからの決意を述べられました。



▲第20回にいがたマンガ大賞

『美しい気まぐれ』冨嶋さくらさん

▲第20回こどもにいがたマンガ大賞

『大切な人のために!』星川キラさん

▲表彰式の様子

▲受賞者の皆さん


魔夜峰央先生 総評


魔夜峰央先生は今回の総評として、「今回の大賞はバレエマンガ、魔夜峰央賞はお嬢さんとの確執と、ありそうでないテーマのマンガなんですね。母と子の問題をちゃんと描いてる人って居そうで居ないんですね。

ちょっと見方を変えるだけで身の周りにある事がどれほどネタになるか。それを、これからマンガ家を目指す方に知っていただきたい。…ちょっとした事なんです。テーブルの隅に落っこちているゴミ一つからもネタは拾えます、それは、見る目があるかどうか。自分がどれだけ気を付けているか、アンテナを広げているか、そういう事なんです。皆さんには是非これからもそのアンテナを広く、もっと大きく広げて、より高い次元の作品を描いていただきたいな、と思ってます。今日はおめでとうございました。」とコメントされました。




受賞作品講評会


表彰式のあとは、能楽堂ロビーの作品展示会場にて魔夜峰央先生による講評会が開催されました。

にいがたマンガ大賞では毎年、希望する受賞者に対して、自分の作品について審査員の方々から直接アドバイスをいただける作品講評会を開催しております。

今年も多くの受賞者の方が講評会に参加し、積極的な質疑応答が繰り広げられました。また、他の受賞者が講評を受けている際も、真剣な表情で聞き入っていました。


大賞を受賞した冨嶋さくらさんの『美しい気まぐれ』は、登場するキャラクターの表情が素晴らしく、特に主人公の怪しくも美しい魅力を際立たせる目元の表現力が高く評価されました。魔夜峰央先生からは、ご自身が描き始めの頃に取り組んでいた、美しい絵・顔を描く技術を磨く方法を伝授され、最後には「いずれプロの世界で会いましょう。そしたら蹴落とすから」と厳しくも温かいエールを送られていました。



表彰式と講評会の終了後には、毎年大好評をいただいている魔夜峰央先生のサイン会を開催。

今年も幅広い世代のファンが駆けつけました。列で待機している間もファン同士の交流が行われ和やかな雰囲気でした。

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